物事を振り返るときに、よくもっとこうすれば効率的だったのに、と 余白の時間を無駄だと考えてしまうのは自然なことだろう。 でもその余白が人生の味を出し、 考えを深め、達成したことよりも考え深くなるのは、 その余白の可能性が無限大だからだ。 私が高校生のとき、大阪にある辻調理師学校に行って居たら。 フランスへ留学していたら。 今は違ったかもしれない。 もしかしたら有名料理店で腕を磨いていたかも。 恋人も東京も居たかも。 でも、私は今を選んだ。 後悔はない。でもあの時こうしていれば、と考えることもまた余白だろう。 今を選んだから、遠回りでも、 幸せを掴むことができている。 月に12万ものお金を握りし…