Kürwille 選択する意志。ドイツの社会学者、フェルディナント・テンニースの用語。社会進化論の前提となる意志論の一つ。目的と手段とを区別する合理的意志を意味し、利益によって結合する社会(ゲゼルシャフト)を形成する。 “選択意志”に基く機械的な社会関係を「ゲゼルシャフト」と呼び、“本質意志”に根ざした有機的な社会関係を「ゲマインシャフト」と呼ぶ。因みに、両者を融合させた概念は「ゲノッセンシャフト」と呼ばれる。