国立社会保障・人口問題研究所の発表で、2023年に生まれた子供が約75万8千人。推計では2035年にそうなるはずだった。しかもそれは2022年に行った推計。 しかも結婚した人も約49万組で、50万組を下回ったのは戦後初とのこと。日本ではいわゆる婚外子は諸外国に比べて圧倒的に少ないから、婚姻数はダイレクトに出生数につながる。 ただでさえ少ない子供が成長して、結婚するのも少なくなって、たぶんまた少ない子を産んで、それを向こう数十年繰り返すのだろう。さらにその間、一番ボリュームゾーンの団塊の世代高齢者が、平均寿命からしてどんどん死んで行く訳で、たくさん死んでちょっとだけ生まれるという時代が続くから、…