東京都の施設。入園料無料。 開園時間 4〜9月:9:00〜16:30 10〜3月:9:00〜16:00 許可を取らないと栽培できないケシやアサも栽培されている。
最寄り駅は西武拝島線・東大和市駅 JR立川駅からバスもあるが、運行経路の立川通りはよく渋滞する
まるで遠くまで奥行きがあるように
すべては芽吹かないけれど投げ出さない
日が傾いても雨が降っても明るく見えるのは
終わりに向かう季節にも始まりがあり色のない白い空を忘れて見つめた
こうして下ばかり向いて歩いていても
泣き出さないようにガラスの内側の変わらない場所で深呼吸して
あらゆるものが次々と違う色に染まって
ここ東京都薬用植物園は都立薬用植物園とは言わないようです。ソシンロウバイは少し咲き始めました。ロウバイはまだですが一、二輪ほどほころびかけていました。掲示板にコセリバオウレンの写真が掲出されていました。岩石園でした。見過ごしてしまいそうな小さな白い花です。サンシュユ、ガマズミ、マユミの赤い実が、この時とばかりに初春の光に最後の輝きを見せていました。今日の様子です。 (↑上の写真)いずれもソシンロウバイ(素心蝋梅) (↑上の写真)いずれもロウバイ(蝋梅) ロウバイ(蠟梅)はロウバイ科ロウバイ属。『APG牧野植物図鑑』によると「江戸時代、後水尾天皇(1611~1629)の時代に朝鮮半島から渡来した…
キナノキキナノキはアカネ科に属する熱帯性の高木で、樹皮(キナ皮)から「キニーネ」を抽出し、抗マラリア薬として長く利用されました。利用部位は枝皮、樹皮、根皮キナノキ属は70種ほどあるとされ、コロンビアからエクアドル、ペルーを経由しボリビアに延びるアンデス山脈の東側斜面、海抜1500~2500mに限定して自生している。マラリア治療以来、「キナ」と呼ばれていたこの土地固有の言葉から「キニーネ」と言う言葉が生まれたとされる。全てのキナノキ属の植物がマラリアに有効と言うことではなく、有効とされるのは2~3種類のみである。中でも痩せ地でもよく育つ「アカキナノキ」は現在、ジャワ島やスマトラ島などで移植栽培さ…
古来より薬狩りがなされてきた地域にある植物園『森野旧薬園』に訪れて。 健康を維持増進するには、賢く自分のいまの体調にあった生薬をとること。それはイギリスでもドイツでもアメリカでも、自分でできうることは自分でという考えが徹底されています。医療費負担の軽減に取り組む姿勢ばかりではなく、それは自分自身の体内の乱れを理解する責任をはたす姿勢からの行動。いきいきと輝く生活をするはじまりを積極的に送るために自然由来の植物(生薬)に詳しい知識を持つものも多く、薬用ハーブのアドバイザーという職業も成立していて私の施術のこころの師匠もアメリカで野山から生薬を採取して研究するハーバリストとしての一面も。私も生薬の…