<短刀 銘:吉光(名物:信濃藤四郎)> ・鎌倉中期 ・粟田口藤四郎吉光 ・重文指定日 1934.04.30 ・致道博物館 所蔵 1605年に従五位下信濃守に叙された徳川家康の家臣・永井尚政が所持していたのが由来 1608.0911に尚政が逝去し、遺品として1626年に徳川家に献上された。 1633.12.25に徳川家光の養女・大姫が輿入れした前田光高が挨拶に入城した際に下賜。 1636年9月に光高より、出羽庄内藩主・酒井忠勝に内々に売却された。 (名物帳には将軍家に憚り売却については無記載。) 以降、酒井家に伝来し、本阿弥家の折り紙500枚が付いた。 1986年8月に盗難にあうが、1989年に…