今日から10月、「神無月(かんなづき)」だと言いたいところだが、「神無月」の由来の一つに「醸成月(かもなしつき・かみなしつき・かみなつき)」が転じたという説がある。翌月に行われる「新嘗祭(にいなめさい)」のために新穀で酒を醸すことからこう呼ばれるというのである。 ついでに10月1日はなんと「日本酒の日」であるので、しぶしぶ日本酒の話を書くことにする。 何で日本酒の日かと言うと、まさしく10月は収穫された新米で酒蔵が酒造りをはじめる季節。又十二支の10番目に当たる10月は「酉」の月で、日本では「トリ」と読まれまるが、元来は壷の形を表す象形文字で「酒」を意味する文字でもあり、このような理由から日本…