我が家には2匹の猫がいる。 もちろん名前はあるけど、ここでは1号、2号として紹介する。 今回は猫たちを引き取った時のお話。 話は4年程前に遡る。 2匹はとあるカフェに保護されていた。 私の母がそのカフェの常連だった。 母に連れられてカフェに初めて行ったとき母が店主に言った。 「娘が猫を飼う予定だったんですけど保護主さんと話し合いがうまくいかなくて白紙になっちゃったんです」 その頃すでに同棲をしていた私たちは、猫の保護活動をしている彼女の友人の元から1匹引き取る予定だった。 しかしその友人の母親に猫だけで長時間留守番させてはいけないと言われ、会社勤めで日中家を空けてしまう私たちは猫を飼うのを断念…