【90話】 俺は初めての『B』に挑む。 心臓が高鳴り、全身に緊張が走る。 アオイは目を閉じている。彼女の静かな呼吸が、部屋の中に響く。 服の上からだけど、わかる。 これが、噂のBか!? 俺の興奮は今がMAXだ。 アオイの吐息が漏れる。 彼女の顔には微かな緊張が見て取れるが、それ以上に信頼が感じられる。 「そろそろ『C』に挑戦してみよう」 俺は心の中で決意し、手を下に移動させる。 そして... 「ちょっと待って!」 えぇっ!? この流れで、ストップが入った。 俺の手は止まる。 驚きと戸惑いが交錯する。 「どーしたの?」 アオイは震えながら答える。 「私、こわいの...」 彼女の体は震えている。 …