築年数の長いマンション、団地向けに省エネ改修の設計・監理・コンサルタントを担う「A&Cサポート」(多摩市)。1級建築士の金子勲社長(55)は住宅を快適にするため外断熱の活用を勧める。室内温度が安定して光熱費を軽減でき、環境負荷も抑えられるという。(服部利崇) ◆メインは集合住宅 建物寿命も延びる 同社の事務所は、外断熱仕様のマンション内にある。この時季、外の気温が10~25度と幅があっても「室内温度は約20度に維持できる」。 外断熱の利点について語る「A&Cサポート」社長の金子勲さん=東京都多摩市で 外断熱は、構造体の外側に断熱材を入れる工法。建物保護、壁のヒビ防止にも有効で「建物寿命が延びる…