英国が、金融取引のシェアの低下に、直面しています。 金融街シティーの地位の低下は、英国経済の先行きだけではなく、世界のマネーの流れに、影響しそうです。 英国のEU離脱の移行期間が、2020年12月末で終わり、英国とEUの経済関係は、今年に入り大きく変わりました。 貿易では、関税ゼロが継続されましたが、影響が如実に表れたのが、金融分野です。 欧州株の売買占有率で、ロンドンは、2020年12月には43.5%と、2位の独フランクフルトの13.9%を、大きく引き離して、1位でした。 しかし、離脱後の2021年1月は、21.7%と半減し、代わって4位でした、オランダのアムステルダムが、6.6%から、23…