土佐堀通から旧熊野街道の坂道を南に上り少し行った処を右に曲がるとお寺でもないのに釣鐘が下がってます。 江戸時代大坂町中に時報を告げた鐘「大坂町中時報鐘」、辺りは釣鐘屋敷跡です。 1634年(寛永11年) 3代将軍家光が大坂城へ来たとき、大坂町中の地子銀の永久免除を約束、その恩恵に感謝して釣鐘をつくり町中に時を知らせ続けたと云う時報鐘も1870年に役割を終へ、どういう訳か大阪府庁屋上で保管と言えば聞こえはいいが雨曝しで放置して有ったのを1985年地元の熱意で元々の場所、現在地に移転今に至ってますが、2015年地主から明け渡しを求めて釣鐘の所有者である大阪府に対して訴訟が起こされ、その後発表もなく…