《前回からのつづき》 blog.railroad-traveler.info 10000系貨車は、1987年の分割民営化までに多くの車両が運用を失い、廃車解体されてしまい姿を消していきました。とはいえ、一部は新会社に継承されて活躍を続けるものもありました。 JR東日本とJR西日本に継承されたワキ10000形は、国鉄時代に運行が始められたカートレイン用として残りました。また、JR北海道もワキ10000形を保有していましたが、こちらは国鉄時代に廃車除籍され、機能停止した旧操車場などで解体の運命を待つ列に並んでいた中から状態の良い車両を選んで購入し、車席を復活したうえでカートレインとして運用したり、…