つい先週のこと、鎌倉在住の童話作家である角野栄子さんが、鎌倉市市民栄誉 表彰されたというニュースを目にしました。角野栄子さん(かどの・えいこ)さんは、2018年3月に「児童文学のノーベル賞」とも呼ばれている国際アンデルセン賞・作家賞に輝いた方です。角野さんのテーマカラーである『いちご色』が、鎌倉市広報から発行されている新聞のトップを彩っていました。「赤」じゃないんです。「いちご色」なんです。赤といっても、いろんな赤が存在しますよね。角野さんのテーマカラーは「いちご色」であって、朱色でも真紅でもないのです。 【備考】「国際アンデルセン賞」とは、世界の児童図書の発展向上を目指して設立されたIBBY…