いつも拙筆のブログをお読みいただき、ありがとうございます。 最近は、工臨と呼ばれる臨時工事列車が関心を集めているようですが、「工事列車」と呼ばれるだけあって、旅客会社が自ら使用するレールや砕石を、自社の貨車と機関車で運ぶことが目的です。 その貨車や機関車も、残念ながら老朽化が進んでいることや、国鉄時代以来の機関車+貨車という車両による列車は、乗務員の確保の問題や、運用自体の問題もあり、徐々にその数を減らしていき、代わりにレール輸送や砕石輸送の専用気動車に代替えされつつあります。 一方、レール自体は鉄道会社が自前で造ることはできません。レールを製造する製鉄会社が製品として出荷し、鉄道事業者に納め…