介子推【電子書籍】[ 宮城谷昌光 ]価格: 803 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 山に行ってくると言い残したまま、友人の石承とその父は2日経っても戻らなかった。介推(のちの介子推:かいしすい)が探しに行った場所は、病に効く水が湧き出るが虎が出没し、立ち入る里人が度々虎に襲われ命を失っていた。介推も虎に襲われ瀕死の重傷を負ってしまう。介推の母は命を賭して病に効く水を汲みに行くと、石承親子は虎に襲われた傷が癒え里に戻って来た。その頃介推は不思議な老人から、介推が虎を殺すと予言される。 要領が良く上昇志向の強い石承は、仕官を望むために里から出て邑に向かうが、介推は里にとどまった。そして20歳にな…