阿呆の鳥飼:内田百閒著のレビューです 阿呆の鳥飼 (中公文庫) 作者:内田 百閒 中央公論新社 Amazon 感想・あらすじ 鳥よりも内田百閒先生のほうが興味深い! 内田百閒、初読みです。小鳥の話ということで、これは一度読んでおこうと。なんてったって「阿呆の鳥飼」。タイトルもいいじゃないですか。小鳥の愛らしさにやられてしまう飼い主の阿呆っぷりが覗ける!とワクワクしながら頁をめくったら・・・・ 私は小さい時分から小鳥が好きで、色色な鳥を飼ったり、殺したりしました。 むむむ。いきなり「殺」という文字が目に飛び込んできて、想像していたものと違うかも?と、早くも暗雲が立ち込める。さらに読み進めると、こ…