以下、朝日新聞デジタル版(2021/1/15 5:00)から。 新型コロナウイルスの感染状況や医療提供体制への負荷を示すとされる政府分科会の指標は、緊急事態宣言の対象外の地方でも感染者が急増する実態を浮き彫りにした。大都市周辺では医療現場が切迫し、独自に宣言を出す県も相次ぐ。国と地方で指標の解釈にずれがあったとの指摘も出ている。長野は非常事態宣言 「オーバーフローが続いている。一般の医療にも影響が出始めている」 14日、長野県と県医師会と合同で記者会見した松本市立病院の中村雅彦院長は、緊迫する医療現場の状況をこう説明した。 同病院では現在、コロナ感染者用に25床を用意しているが、感染疑いも含め…