陥没事故

八潮市で発生した道路の陥没事故ですが、各地で道路下に埋設した下水道管の老朽化が進んでいるということなので、今後も同様の事故が発生する可能性があると思っていたほうが良いのかもしれませんね。 対策を立てようにも、予算もなければ人手も足りないというのが実情なのかもしれませんが、しっかり調査をして、リスクの高いところから手をつけていかないと、取り返しのつかないことになってしまうような気がしました。 また、今回の事故では、下水道管の老朽化以外にも、地質や地盤、交通荷重(交通量や重量のある車両の通行)といった問題もありそうですので、これまでの調査方法が妥当だったのかについても、検討が必要ではないかと思いま…

埼玉県八潮市の県道が陥没しトラックが転落した事故から１週間がたちました。写真右は事故当日、左は今日の事故現場です。写真特集→https://t.co/qkXT7kndwG pic.twitter.com/fpwhxmiLPa — 毎日新聞写真部 (@mainichiphoto) February 4, 2025 埼玉県八潮市で1月28日に発生した陥没事故。 陥没箇所に転落したトラックの運転手はこの記事を書いている時点でもまだ救出されていません。 二次災害の発生に気をつけつつ一刻も早い救出を祈るばかり。 報道によると、陥没発生現場の下水管は1983年に供用開始。 今年で42年目。 一般的な使用想…

＜埼玉・道路陥没事故＞ 埼玉県八潮市の県道が陥没した。 （２０２５年１月２８日㈫ 午前１０時頃） この陥没により、走行中の２トントラックが深さ１０メートルの穴に転落したという。 このトラックの運転手は男性（７４歳） 今も救助活動が行われているが、どうか早く助け出してあげてほしい。 トラックの中にいたとはいえ、さぞかし怖かったに違いない。 さて原因は・・・ 下水道管の破損による漏水と考えられている。 老朽化などの理由で下水管に亀裂が入り、水が漏れ続けたことで周囲の土が流出し、地盤が弱くなって陥没が発生したらしい。 テレビでこのニュースを見た時、「え？ 何々？ どういうこと？」と信じられないくらい…

２８日に埼玉県八潮市で発生した道路の陥没事故。 可哀想にたまたま走行していて転落したトラック運転手の救助は難航しています。 八潮市の下水道管は、直径４.７５ｍの大規模下水道管で、さいたま市緑区、岩槻区、川口市東部、春日部市、草加市、越谷市、八潮市、蓮田市、幸手市、白岡市、伊奈町、宮代町、杉戸町と広域の下水が流れていて、隣の三郷市にある大規模な(さいたまスーパーアリーナが約１３個も入るほどの)中川水循環センターへ流出して、処理された水は中川に流されています。 この下水管は、４０数年前に敷設されたようです。 (いまから７０年前の)１９５５年頃から(５２年前の)１９７３年頃までの高度経済成長期の後期…