【中古】 武王の門(下) 新潮文庫/北方謙三【著】 【中古】afb価格: 220 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 懐良親王は後醍醐天皇の皇子の1人で、南朝の勢威を九州に広める目的で征西将軍宮に就く。但し既に後醍醐天皇も新田義貞も楠木正成もこの世にはいない時代。 乱世の中、九州の豪族たちが求めているのは本領安堵・新恩給与を差配できる武家の棟梁で、宮からの令旨1枚で動く者はいない。宮はまだ14歳。但し懐良親王が醸し出す雰囲気は20年前に亡くなった、後醍醐天皇の嫡子で武勇に優れ、足利尊氏も恐れた護良親王を彼佛とさせた。 懐良親王が支援を期待した菊池氏は、支配する肥後が隣国から攻められて身動きが取れ…