最近、二人が煮詰まってきている。二人とは、私とピヨ君だ。 (あ、ちなみに、”煮詰まる”という言葉は本当は良い意味で使うらしいのだが、私たちの場合は”行き詰まる”という意味である。) ピヨ君(仮名)はたびたびこのブログにも登場する、私の受け持ちの園児だ。満3歳になる彼は、とある難病でてんかん発作を起こしやすい、なので看護師の私が特に受け持ちということになった。障がい児保育を支援するために「加配」という制度があって、概ね障がい児2名に対して保育士を1名当てられる。 ピヨ君は、実年齢よりもひとつ下の、1歳児クラスで過ごしているが、あんまり他の子どもたちと一緒の行動は取れない。特に戸外活動。 うちの園…