最近の芥川賞受賞作市川沙央著『ハンチバック』(文藝春秋社)を読んでみました。 books.bunshun.jp 自分としてはあまり文学作品として読むのが得意でないので、若い女性のケアと性に考えが向いていきました。どのような立場にも生きている限り性の感情が大なり小なり在ることを改めて確認しました。一人ひとり異なった感情と共にです。性を貶めたりタブー視したい人もいますが、フロイトやフーコーの理論ではないですが、誰にも基底にあるものとして大事に認めたいです。 ノンフィクションですが渡辺一史著『こんな夜更けにバナナかよ』(文春文庫)の中の鹿野氏を思い出していました。 books.bunshun.jp …