今回は昨日と今日で3件、雇用の流動化に関係する記事が目に留まったので(いずれも日経新聞)、それらから感じたことをまとめて、ちょいと一言です。 まずは昨日の「リスキリング 識者に聞く」と言う記事。東大の柳川先生と一橋の名和先生がご意見を寄せているのだけれど、(恐れ多いことながら)簡単にまとめると根底は人材の移動や非正規の正規化などの問題であるから、ITにばかり傾注しないで幅広く技能習得の機会が持てるようにするべきだ、と言うような事が述べられています。 次に、これも昨日ですが「雇調金拡大の後始末 負債3兆円、返済に30年?」と言う記事。コロナ対策として気前よくばら撒いたお金は、原資を問えばいわゆる…