去年6月のこと。風邪をこじらせた主人の痰が異常に長く続くことに危険を感じて、これまでかかったことのない呼吸器内科を受診してもらったところ…。速やかに大きな専門病院へ紹介状持参で行ってください。という事態になりました。 風邪をこじらせただけやろと思っていたら、痰の原因は「誤嚥性肺炎」で抗生剤の服用で治まるだろうけれど、ご主人の肺にはまだいくつかの問題があります。と、予想をはるかに超えた診断結果を告げられ、夫婦ともに大きな衝撃を受けました。 告げられた病名のうちの一つは、いわゆる難病でした。 発症原因のわからない特発性の病気で、現在の医学では治療法もなく根本的な治療薬もありません。ただ定期的な診察…