飲み会に、食事会にと夜の街を闊歩する人達が増えてきた。ひところ見なくなっていたタクシーや運転代行車が走り回り、居酒屋の宴会チラシも目にするようになった今日この頃、以前の日常が戻りつつあるのを感じる。しかし、自分の中では既にこの2年間の生活の方が当たり前の日常になっているので、いささかおかしな感覚でもある。 昨夜、満を辞して飲み会を再開する娘に、早速送迎を頼まれた。送迎か〜送るのはまだしも、お迎えは少し気が引ける。 「あまり遅くならない時間ならいいよ」 と、とりあえず釘をさす。調子に乗ると日付を跨いで遊んでいる我が娘。かたや、翌日が休みとはいえ、私の夜はいつも早いのだ。 …というより 実は私、最…