本の中には世界があった。果てしなく広がる宇宙があり、今日まで続いてきた人類の歴史があった。美味しそうな料理があり、そしてたくさんの物語があった。(本文より) たまに出題される作家の月末頃にでる本。 タイトルで想像できるファンタジックな 物語の魅力は、想像を超えてましたわ~。 五編の短編はどれも面白すぎるんだけど この中では二章の潰れかけレストランの 娘の話に素材文適性があるかもしれない。 若い頃の祖父の運命の分かれ目を少女が 体感する不思議で楽しいストーリーだよ。 四章は法事で退屈する本好きの男の子が 思わぬ出会いを心に刻むっていう筋書き。 これもちょっと使える部分がありそうだ。 難易度分類は…