今日も風のない穏やかな1日でした。 夕日が裏山の杉木立に差し込んでいます。午後4時過ぎの数分だけの夕景です。 さて、今回の『高尾山報』の文章は、引き続き「時間」をテーマに、「電光石火」という「極めて短い時間」から、「速やかな人間の生死」について書いたものです。 ※ ※ 「法の水茎」91(2020年1月記) 冬ながら 空より花の 散りくるは 雲のあなたは 春にやあるらむ (『古今集』清原深養父)(冬なのに空から花が散ってくる。そうすると雲の向こうは、もう春なのだろうか) いよいよ令和最初の新年を迎えました。辺りはまだまだ冬枯れの景色ですが、新春の野山は、今までとは何かが違っているように見えます。…