「訴訟になってから考える」——正直に言います。日本企業の情シスがeディスカバリに向き合う典型的なタイミングは、だいたいここです。 でも、その時点ではもう遅い。データの収集範囲が爆発的に広がり、法務と外部弁護士と情シスが深夜まで会議を繰り返し、結果として数千万円規模のコストが発生する。私がインシデント対応の現場で何度も目撃した光景です。 この記事では、「eディスカバリとは何か」から、日本企業の情シスが平時にやるべき準備まで、CISSP保有のセキュリティ担当として実務視点で解説します。 eディスカバリ(電子情報開示)とは何か EDRM(電子情報開示参照モデル)の全体像 日本企業がeディスカバリで直…