電気推進

(一般)
でんきすいしん

艦船・船舶の機関のひとつ。

 内燃機関やタービンで発電機を動かし、それによって得た電気で電動機をまわし、スクリューを動かす二段構えの推進方式。一見複雑に見えるが、次のようなメリットがある。

・内燃機関やタービンを常に一定速度で運転しておけるため、燃費がいい。
・モーターの制御は簡単な為、微妙な加減速や前後進の切り替えが楽。

蒸気タービンで発電するものをターボ・エレクトリック、内燃機関で発電するものをディーゼル・エレクトリックと言う。

 戦前の米国では特に発達しており、第二次世界大戦前に竣工した米国の超弩級戦艦はターボ・エレクトリック艦が多い。現在の日本では、自衛隊の砕氷艦「しらせ」にディーゼル・エレクトリックが採用されている。これは、短距離での前後進を繰り返して砕氷する際、切り替えが有利なためと思われる。


※鉄道でも同様の電気式ディーゼル機関車というものがある。ディーゼル機関で発電し、モーターで車輪を駆動させる、ディーゼル・エレクトリック方式のものであり、複数の機関車を連結して運転する際の制御に有利である。日本では現在、DF200が北海道で活躍している。

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