弥彦公園は、大正7年(1918年)、越後鐵道常務の久須美東馬氏が私財を投じて 造成。面積は約16万m² と広く、自然の地形を活かし、滝や渓流、トンネル、 高台等が造られています。 新緑とつつじが美しい、弥彦公園散歩の続きです。 トンネルに向かいましょう。 トンネルは馬蹄形アーチ断面の歩行者用で、総延長55m、幅員3.1mです。 坑門はアーチ周縁や壁柱、笠石は花崗岩で造られ、壁面は煉瓦で化粧されて います。坑門脇の岩石は、わざわざ富士山から溶岩を運んできて、築かれて いるとのことです。 このトンネルは「造営時の気風を伝える象徴的な公園施設」として、平成23年 (2011年)7月25日に国の登録有…