多くの日本人にとって<ICカード乗車券>は、毎日使う必須アイテム。2001年のJR東日本でのサービス開始から20年以上かけて、JR、私鉄、バス等の切符としてだけでなく、ショッピングや飲食等での決済にも使われるようになってきた。専用ICカード<OKICA>しか使えなかった沖縄でも、ゆいレールは通常のもので乗れる(*1)。 ただ、このところ別の決済手段が導入される動きが2件ある。ひとつは熊本の路線バス。これまで地元のカード(*2)だけでなく全国版のICカードも使えたのだが、決済端末更新にカネがかかりすぎるとして、クレカのタッチ決済を採用するという。前者だと更新費用は13億円近く、後者だと7億円以下…