今シーズンの第三回会期は11月1(火)~30日(水)。 展示されているのは〔木造 地蔵菩薩立像(鞘仏/胎内仏)〕。 蓮の上に乗った黒檀のような色味の体躯は涼やかなお姿ながら、顔はややふくよか。 脇には白木の「胎内仏」も並べられ、後ろに回れば、背なの大部分がそのために大きく切り抜かれていることも判る。 柔らかなお顔立ちを拝していると、心が次第に安らいで来る不思議な感覚。 来年二月には、第四会期が予定されているよう。