耳で聞く音を、目で見える形にしたのが楽譜です。楽譜には、ピアノなどの楽器をどのように演奏したら良いかが書いてあります。音階のほか、音の強弱、演奏のスピードなども分かりますね。学校の音楽の授業では、楽譜に出てくる主要な記号を勉強したことのある人も多いと思います。みなさんは、いくつ覚えているでしょうか。今回は環境スペースと一緒に、どの曲にも使われているような基本的な音楽記号についておさらいしてみましょう。 ■音部記号とは? 楽譜に書かれている5本の線「五線」と、ド・レ・ミ…という「音階」の関係を示す記号を「音部記号」といいます。五線に音符が書かれているだけでは、それが「ド」なのか「レ」なのか分かり…