音無井路十二号分水 2017年4月30日午前撮影 音無井路十二号分水(おとなしいろじゅうにごうぶんすい)とよみます。 昭和初期に作られた水利施設です。円形分水とも言います。 麦焼酎のCMで知りました。 明治時代より、三線の幹線水路に分配する水量を巡って争いが絶えないようになり、 適切な水の分配を行うために、昭和9年(1934年)に円形分水が設けられました。 サイフォンの原理を利用して円筒の中央から湧出する0.7m3/sの水が、その外側に設けられた円筒に均等に穿たれた20個の四角形の小窓によって分水され、最外周に三分して設けられた分水枡に貯められた後に3つの幹線水路に注ぎ込むようになっています。…