須多田ニタ古墳は、須多田古墳群で最後に訪ねました。 畑の中に島のように残されています。 説明板は、西側の国道495号の歩道にありました。 須多田ニタ塚古墳このニタ塚古墳は、5世紀後半ごろのもので、須多田古墳群の中で最初に造られた古墳です。直径34mの円墳で、当時は周りに二重の壕が巡らされていました。石室は長さ3m、幅1.6mで、壁は赤く色が塗ってあります。埋葬されているのは、その当時、宗像地域を治め海上交通を司っていた、むなかた一族の一人と考えられています。その頃は、古墳の近くまで入り海があり、行き交う船を見下ろせるように古墳が造られたと思われます。 その後、山側に前方後円墳5基が造られ、現在…