『夢の端々』というマンガがあって、 ジャンル的にはヒューマンドラマ?百合?わからん ザッとあらすじを言うと、 戦後の女学校時代に心中を図った恋人同士の貴代子とミツ。 物語は二人が85歳の令和からスタートして、 貴代子とミツがどういう人生を歩んできたのかどんどん遡っていき、 最後は「なぜ二人は心中を試みたのか?」に辿り着くストーリー。 このマンガの中で、わたしの心に染みついてしまった部分があって それは貴代子さんがミツに手紙で「自分は仕事ができない」と告白するくだり。 貴代子とミツは恋人同士で、 時代的に今より『妙齢になったら結婚するのが普通』圧が強い時代に 貴代子は「わたしも結婚しないから、結…