表紙買いした1冊。2007年に買って何回も読んでいる本です。 不思議なことに、読む時の自分の状況とかで感じ方が変わります。動物が主人公の7つの短編集です。 頭のうちどころが悪かった熊の話 感想 シュールな大人の童話という感じ。 表紙の絵がかわいいのもあり、ほんわか系を想像していると...いい感じに裏切られます。 「ないものねだりのカラス」という、カラスがシラサギにあこがれる話があります。 カラスはとても天邪鬼で、本当は仲良くなりたいのに口を開けば悪口。 だけど仲良くなれるように努力します。 小鳥のさえずりを胸いっぱいに吸い込めば、きれいな明るい言葉となって口からあふれるかもしれないと思ったのに…