「ご趣味は?」と聞かれ「昼寝です」とは、なかなか言えません。 でも、ちょっとだけ好きなものを言った時に、私と同じ趣味!と食いつかれるほど、面倒くさいものはありません。 例えば、読書。世の中には、月に10冊以上読む人が多々いらっしゃいます。趣味ですから、そうでしょうね。読書家の方で、まんべんなく読まれる人が一番怖いです。司馬遼太郎先生の歴史小説ファンであれば、会話をはぐらすことも可能かと思います。時代小説からノンフィクション、海外の小説から芥川賞、本屋大賞受賞作まで幅広い知識がある人は、こちらの読んだ本にすり寄ってきます。百田尚樹氏の『ある国に謝る』みたいな本を最近読んだので、読書が趣味だと嘘を…