東京にいる間、なんかおかしいなあ、とは思っていた。 決断の主体から幻想を眺めていても、しばらくすると、 いつの間にか、世界側へと戻されて行ってしまう。 赦しもどこかズレていて、うわ滑った感じがする。 いつもの聖霊兄貴と共に在る感覚も薄い。 そんな違和感を引きずるように、 羽田空港から、香港へ戻るキャセイ便に乗り込んだ。 滑走路が混みあい、飛行機がなかなか離陸しないので、 機内で読もうと持ってきた『奇跡の原理』を開いた。 最初『神の使者』を持ってこようと思ったのだが、なぜか、 『奇跡の原理』が気になり、こちらをカバンに入れた。 この本を読むのは今回で4度目くらいか…。 そして、原理5 のくだりを…