「草市」(くさいち)とは、 かつて7月12日の夜から 翌朝にかけて開かれていた、 「盂蘭盆」(うらぼん) の仏前に供える 「盆ござ」や「盆花」「牛馬の飾り物」 「ほおずき」「焙烙」(ほうろく) 「苧殻」(おがら)といった お盆の飾り物などを売る市のことです。 「盆の市」とも言います。 www.linderabell.com www.linderabell.com 土地によって扱う品は異なります。 江戸近郊の農家では、 この市に向けて盆の「草物」を作って、 荷車などに乗せて売りに出掛けました。 「草物」とは、盆や正月に使われる 縁起物に付属する裏白 (うらじろ)、橙((だいだい)、 ゆずり葉など…