新入社員 当時の仕事の区分として、高卒者の採用は、各工場人事の役割となっていました。新入社員で配属された直後から、都内西部と神奈川県内の高校をまわって、進路指導の先生に学生へ会社を紹介してもらうよう、あいさつとお願いをしてまわる、いわゆる「学校まわり」を先輩と手分けをして毎年100校程度、5月頃から3ヶ月くらいかけて活動していました。 高卒採用の解禁日(面接開始日)は、高校同士の申し合わせで決まっていて、毎年9月の中旬に設定されていました。高校生の就職活動は、基本的に学校の進路指導部を通してのみ行われ、求人票の届いている企業の中から、学生と先生の話し合いで決定し、単願といって、一つの企業のみを…