個性を尊重する社会になってきたものの、学校側の個性はどうなっているのだろう。 たとえば高校受験。 いまだに偏差値の高い高校が序列のトップに君臨している。 この序列が受験を難関にしているゆえんである。 これを崩すには各高校が個性を出して生徒のアンテナに触れることで、序列指向はバラけて行くのではと推測する。 そうなると高校の普通科は必要なくなってきて、ランキングも様変わりになる。 そもそも普通科という汎用なネーミングに手をつけるところから始めたらどうだろうか。 ☆ ☆ ☆ 私の友人の子供が今年受験を受けた。 塾や学校の先生は彼の成績からいって県で1番難関の高校の普通科を薦められる。 彼は国立高専に…