「保谷民博」から受け継いだ民俗資料について話す国立民族学博物館の飯田教授 画像で収められた「保谷民博」の民俗資料 国立民族学博物館(大阪府吹田市、民博)の飯田卓教授は7月3日、西東京市柳沢公民館で開かれた講演会で、旧保谷市にあった民間の民族学博物館(保谷民博)から受け継いだ民俗資料約2万点をデータベース化して公開していると述べた。 講演会は今春発足した「地域博物館を創(つく)ろう連合会」(近辻喜一会長、3団体)と市公民館の共催。約50人が参加した。 講演に先立ち、近辻会長は国指定史跡で縄文中期の下野谷(したのや)遺跡と保谷民博を指して「西東京市には二つのレガシーがある」と語り、地域博物館の実現…