終着点 奥州道中の終着点は、白河の宿場を過ぎて阿武隈川を渡った先の、女石追分(おないしおいわけ)のところだと言われています。ただ私たちは、前日に大田原の宿場を発った後、ここ白河まで、2日間で40数キロの道のりを歩き続けてきたために、体力の限界が近づいてきた感じです。そのために、勝手ではありますが、追分までは歩かずに、白河の宿場町を終着点と決めました。 宿場町は、JR白河駅にもほど近く、交通も便利です。あと、もう少しで阿武隈川とは知りながら、区切りの良いこの地点で旅を終えても、後悔はありません。自分自身で納得し、いよいよ、最後の宿場町、白河宿へと向かいます。 戊辰戦争古戦場跡 街道は、正面の緑の…