「本の雑誌」12月号は、当方が好みの話題がありまして、これは良いことで。 本日も話題をいただくのですが、高頭佐和子さんによる「藤野千夜の10冊」か らであります。 最近とっても人気の藤野千夜さんでありますが、最初の作品は1996年とあり まして、初期の作品については、ほとんど知らずであります。安価で文庫本が 見つかりましたら、購入しているのですが、芥川賞を受けた「夏の約束」も読ん だのかどうかはっきりとしないことです。 そんなわけで、「初めて藤野千夜作品を読んでから、もう四半世紀が経つ」 という高頭さんの案内によって藤野千夜ワールドに入っていこうというものです。 当方が藤野千夜さんの作品を初め…