高齢化社会になって、最近は腰痛で「腰部脊柱管狭窄症」と診断される人が増えていますね。 とくに70代、80代の人が腰が痛くて病院で診てもらうと8割以上の人はこのように言われと思います。 「腰部脊柱管狭窄症」とは? 人の脊柱(背骨)の後ろ側には、脳から伸びた神経(脊髄)が通っている「脊柱管」という部位があります。 背骨は椎骨という骨が積み重なってできています。 椎骨は椎体と椎弓からなり、その間にある空間(椎孔)が積み重なってできるのが脊柱管です。 脊柱管は脳から伸びた神経(脊髄)を守る役割があり、神経は脊柱管の中で枝分かれして体の各部へと伸びていきます。 背骨の腰の部分(腰椎部)の靱帯や椎間板など…