A Mystical Communion with the Tree of Wind グアダルーペ・ゴンザレス・リオスの作品の中で、タイトルがちょっと気になる A Mystical Communion with the Tree of Wind (風の木との神秘的な交感)の解説文を訳してみました。 男とその妻はキエリと呼ばれる風の木が棲む岩山の頂上へと巡礼の旅を始めました。 中央に描かれている植物が風の木です。その根は不毛の黒く険しい岩山の上に爪のように張り広がっていて、土の中に根付いてはいません。 断食しながら夜通し歩き続ける長い巡礼の旅の後で、敬虔な巡礼者は真夜中に風の木の花が咲くのを目に…