香港にないものは「ゆったり感」だと思っていますが、近年オフィスは高い空室率が続いています。中心部のCentralでは今でもCK Asset(李嘉誠の長江実業グループ)、Henderson Landが自社ビルを建設していますがほかには目だった新規のプロジェクトはありません。今年に入ってグレードAと言われるクラスのオフィスビルの空室は980万sqフィートに達し(過去最高)、IFCのビルディング5棟分、あるいは170のサッカー競技場に匹敵する面積だそうです。 また空室率で計算すると10%を超え、19年ぶりの高水準となっています。自分の仕事上ではオフィスの新規建築のサブコントラクトとメンテナンスを受注…