鳥屋猟

久々に鳥屋に行ってきました．鳥屋というのは河川敷の葭原際の水面上にこんな感じに仮設した小屋です． これはうちの鳥屋じゃないけど，見た目はほぼ一緒なのでイメージってことで．前に囮を置いて，飛んでいる鴨を呼び寄せるという仕組み．狩猟を始めて二十年にはなってないですが，私はこの間ずっと同じ鳥屋に通っています． そしてこの鳥屋に来て，貧果だったことはもちろんありますけど，一羽も獲れなかったという記憶はありません．ところが今回の出猟では初めての坊主．今年初めてじゃなくて，自分の鳥屋歴で初めて．全く飛んでこない日があるんだとある意味ビックリ．飛んできたけど，外した，という訳じゃないので，ここまでだとある意…

今期は鳥屋から開幕です．弾もたんまり準備してあります．あ，オヤジギャグじゃないです． 時々飛んでくる鴨はすかさず，遠くに下りたのは隙間からのぞいて，射程に入ったら撃ちます． 例年ならこの時期はコガモが結構多かったはずですが，今回はあまり見かけず，飛んできたのはマガモばかりでした．定数（カモ類は５羽）には達しませんでしたけれども，大物ばかりでまあまあラッキーな開幕戦でしたね． ところで飛んでいる鴨を撃ち落とすのは猟の醍醐味ではありますが，こちらに飛んできている鴨を撃てば，胸に弾が入りますから，美味しく食べられる部位が減ってしまいます．水面を泳いでくる鴨は胸に弾があまり入らないので（胸部はほぼ水面…

今期は鳥屋でスタートすることになったので，道具立てをしています．鳥屋というのは河川敷の葭原際の水面上に仮設した小屋で，見た目はこんな感じ． 河川上にはこのような施設は常設できないので，毎年許可を取って決まった期間内のみ組んでいます．おとりの飼育管理も含め，かなりの手間が掛かる割に商売としては儲からないためか，昔よりも鳥屋の数は減っているようです．さらに私のいっているところでは飛んでくる鴨も減っているので，定数までいかない日が多くなっています．高齢化もあるし，いつまで楽しめるか分かりません．飛来数に関しては，あの大震災が大きな影響を残しているようで，確かにあれからずいぶん変わった実感はあります．…