お題「ささやかな幸せ」 鶴屋八幡と聞かば、大阪の情報に疎い私でも、存じ居ります。 本店の前は、数えきれないほど通っています。 名店の雰囲気が満ち溢れています。 本来は、茶の湯の主菓子使いかもしれませんが、庶民ではありえません。 北浜辺りのビジネス街のオフィスビルか、自社のビルの社長室横の茶室に、お薄を点てては、数寄者の舌を喜ばせてくれるでしょう。 製薬会社も多くありますので、そうした茶室の拵えは多いと思われます。 庶民は、頂き物でお相伴に預かるのを待っています。 嫁の職場でのトラブルからの詫びの証文ならぬ、菓子箱です。 下には、小判や金銭は敷いてありません。 気が利かぬ者立ちですね。 お叱りの…