映画監督。1960年東京生。 高校、大学を通じて自主映画を製作。和光大学卒業後はCM制作会社、ビデオメーカーに勤務。91年発売の「ほんとにあった怖い話」(小中千昭と共同脚本)で商業監督デビュー。これは後の「リング」「呪怨」へと連なるジャパニーズホラーの先駆的作品であり、黒沢清、高橋洋、清水崇、三宅隆太ら、後進に与えた影響ははかりしれない。
――では今、監督としても活動されているのは、脚本家として「こんな風に演出されるはずじゃなかったのに」というような鬱憤が溜まったからというわけではないんですね。